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レビュー

Westside Cowboy – It Goes On by ~続いていく。これからも。

UKマンチェスター出身のギターポップバンドのファーストアルバム「It Goes On by」は2026年、最もワクワクさせてくれる最高のギターポップアルバム。
レビュー

Man/Woman/Chainsaw – Cannonball ~ポストパンクを拡張するアートロック

デビュー・アルバムにして、すでにMan/Woman/Chainsawというバンドの個性がはっきりと刻まれた、実に見事な1枚。
Pick Up

The Strokes – Reality Awaits ~変わり続ける、25年目のストロークス

誰もが真似をしたくなったロックンロール・リヴァイバルの象徴だったバンドは、25年経った今でも、過去の自分たちを再現する「リヴァイバル」には収まらない。むしろ、いつだって「今はちょっと変だ」と思わせながら、その先で時代の感覚と結びついていく。The Strokesは、そんな形で今も時代の先頭を走り続けている、唯一無二の存在なのだと思う。
Pick Up

FUJI ROCK FESTIVAL‘26 記録

FUJI ROCK FESTIVAL‘26の個人的記録レポートです。
ライブレポート

MITSKI @ FUJI ROCK FESTIVAL’26 WHITE STAGE(2026.07.26)

あれから1週間。WHITE STAGEで体験したMitskiのステージのことを、ずっと考えている。その表情や仕草だけで、一曲ごとに異なる演劇を見せられているようなパフォーマンス。雨の中、フジロック最後に目にしたライブだったことも相まって、そ...
特集

FUJI ROCK FESTIVAL ’26 個人的注目アクトまとめ

いよいよ開催直前に迫ったFUJI ROCK FESTIVAL '26。タイムテーブルを見て一喜一憂している人も多いと思うが、ここでは個人的にぜひ目撃したいアクトを挙げてみたい。
レビュー

Iceage – For Love of Grace & the Hereafter ~変化と熱量のロックンロールアルバム

聴き終えるまでに、「向こう側へ突き抜けてしまいそうになる」感覚、つまり、最高のロックンロールを体験したときの、「あの感覚」が何度か訪れる、最高のレコードだ。
コラム

映画「マイケル」見た

目下大ヒット中の映画「Michael/マイケル」を見てきました。アントワン・フークア監督/ジョン・ローガン脚本自分はマイケル・ジャクソンについてはライトファン程度だが、最高に楽しめた。近年のミュージシャン伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」「...
Pick Up

Aldous Harding – Train On The Island ~不安定な音像、自在な歌唱

近年のインディ・フォークにありがちなカントリー由来の土着性はほとんど感じられず、むしろUK~ヨーロッパ的な音響感覚で構築されたフォークという印象が強い。その点で、例えばAdrianne Lenkerのようなアメリカーナの系譜に立つシンガーとは明確に異なる魅力を放っており、同種の表現者をすぐには思い浮かべられないほど孤高で、現代のインディ・フォークの中でも極めて異質の存在だ。
レビュー

Arlo Parks – Ambiguous Desire ~曖昧な欲望、その解放

これまでの作品ではあまり見られなかったカタルシスがここにはあり、クラブカルチャーとの出会いを経た彼女の新たな一面を鮮やかに印象付ける。『Ambiguous Desire』というタイトルに込められた揺らぎや欲望が、まさに解放される瞬間のようだ。
レビュー

Rostam – American Stories ~ロスタム流アメリカの肖像

『American Stories』は、アメリカーナとペルシャ音楽の融合を試みた作品であると同時に、自身のルーツと時代への問いを静かに刻み込んだ作品でもある。柔らかな音色に包まれながら、その奥には複雑なアイデンティティと現代社会への思索が息づいている。優しくどこまでもRostamらしい一枚だ。
レビュー

The Lemon Twigs – Look For Your Mind! ~洗練され続ける黄金ポップ

デビュー当時から変わらぬテイストでクラシックなソングライティングをより深く掘り下げてきた彼らだが、そのクオリティは恐ろしいまでに洗練されている。
レビュー

Friko – Something Worth Waiting For ~静寂を突き破る飛躍

シカゴのインディ・コミュニティ「Hallogallo」をホームグラウンドに持つ4人組インディ・ロック・バンド、Friko。2024年、ここ日本でも作品そのものの力だけで異例のバズを巻き起こし、デビューアルバムは大きな注目を浴びることとなった...
レビュー

Kim Gordon – PLAY ME ~更新され続ける異物

キャリア40年以上を誇るレジェンドでありながら、我々は果たしてキム・ゴードンというアイコンをどこまで理解できているのだろうか。前作の流れを汲みつつも、本作は鋭く刺激的で、それでいて異様な瑞々しささえ感じさせる。もしかすると Sonic Youth 時代を含めても、今が最も刺激的なフェーズにあるのではないかとすら感じてしまう。
レビュー

Snail Mail – Ricochet ~柔らかい歌声の反射

アメリカ・メリーランド州出身のリンジー・ジョーダンによるソロ・プロジェクト。前作「Valentine」から5年、友人でもあるMommaのアーロン・コバヤシ・リッチをプロデューサーに迎えて制作された3作目のアリジナルアルバム第一印象は「物足り...
コラム

ストロークスの激情

いや、正直かなり驚いた。The Strokesが見せた、Coachella week2のステージでの出来事だ。彼らはライブの最終曲として、2016年のEP『Future Present Past』に収録された“Oblivius”を披露。その...
コラム

Coachella生配信に見る Jack White と The Strokes その対比

音楽好きにとって、4月の2週にわたって全世界に生配信されるCoachellaを週末に釘付けで楽しむことは、もはや恒例行事になりつつある。自分はそこまで熱心というわけではないが、複数ステージ分のチャンネルをザッピングしながらちらちら気にしてい...
レビュー

Courtney Barnett ~Creature Of Habit 衝動と瑞々しさ

繊細で瑞々しいソングライティングの魅力とダイナミックなロックサウンドが絶妙に融合した一枚ながら、同時にとてもポップでカジュアルに楽しめる充実作。
ライブレポート

パンと音楽とアンティーク2026春(2026.03.28)

「パンと音楽とアンティーク」というマーケットと音楽が融合した素敵なイベントがあるのをご存じだろうか。京王多摩川駅前・東京オーヴァル京王閣にて、国内最大規模のアンティーク市とパンマーケット、そして複数のステージで音楽ライブが展開される。自分は...
レビュー

Puma Blue ~Croak Dream 有機グルーヴの到達点

南ロンドン出身でアトランタを拠点に活動するアーティスト、ジェイコブ・アレンによるプロジェクト。2021年には、デビュー・アルバム『In Praise of Shadows』を、2023年にはセカンド・アルバム『Holy Waters』をリリ...
レビュー

The Sophs – GOLDSTAR ~無軌道こそが直球のデビュー作

LAを拠点に活動する6人組。ライブ未経験のままデモテープを送り、Rough Trade Recordsと契約に至ったという逸話を持つ。昨年の先行曲「SWEAT」が出た時点で聴いていたので、「分かりやすいストロークス直系バンドが出てきたな。ア...
レビュー

Nothing – a short history of decay ~柔らかな激情のシューゲイズ

USフィラデルフィアにて2011年に結成された4人組バンド。ドミニク・パレルモを中心に、出自であるハードコアを取り入れたシューゲイザーサウンドが特徴。本作は6枚目のアルバムとなる。陽だまりの中にいるような柔らかなノスタルジアに包まれた「ne...
レビュー

Mitski – Nothing’s About to Happen to Me ~ミツキの部屋から出られない

本作は優しくオーガニックな響きをたたえた印象で、過去作の中でも、最も彼女の「歌」を堪能できる作品だ。カントリーやアメリカーナ、フォークに寄ったサウンドは、これまでのインディー・ロック寄りの荒々しさを背景にしつつも、その表情を穏やかに整える。
レビュー

Cardinals – Masquerade ~哀愁とダークロマン

熱を帯び続けるアイルランドのロック・シーンから生まれた、またひとつの傑作ロックンロール・アルバムだ。