レビュー

The Sophs – GOLDSTAR ~無軌道こそが直球のデビュー作

LAを拠点に活動する6人組。ライブ未経験のままデモテープを送り、Rough Trade Recordsと契約に至ったという逸話を持つ。昨年の先行曲「SWEAT」が出た時点で聴いていたので、「分かりやすいストロークス直系バンドが出てきたな。ア...
レビュー

Nothing – a short history of decay ~柔らかな激情のシューゲイズ

USフィラデルフィアにて2011年に結成された4人組バンド。ドミニク・パレルモを中心に、出自であるハードコアを取り入れたシューゲイザーサウンドが特徴。本作は6枚目のアルバムとなる。陽だまりの中にいるような柔らかなノスタルジアに包まれた「ne...
レビュー

Mitski – Nothing’s About to Happen to Me ~ミツキの部屋から出られない

Mitski(ミツキ)は、日本生まれ・NYを拠点に活動する日系アメリカ人のシンガーソングライター。2012年のデビュー以降、『Be the Cowboy』(2018)などで高い評価を受け、2023年には「My Love Mine All M...
レビュー

Cardinals – Masquerade ~哀愁とダークロマン

アイルランド南部の都市コーク出身。ヴォーカルのユアンとアコーディオン奏者のフィンからなるマニング兄弟、その他 従兄弟と元同級生からなる6人組バンド。アイルランド出身の若きバンド、Cardinalsによる1stアルバム『Masquerade』...
コラム

2026年の夏フェスはどうなる?フジロック/サマソニ ラインナップ雑感

まず断っておきたいのは、自分は2004年以来ほぼ毎年フジロックに参加しているが、サマソニは過去数回、どうしても見たいアクトがあるときのみ足を運んでいる立場だということ。どうしても苗場贔屓な物言いになってしまうかもしれないが、本稿ではできるだ...
ライブレポート

Wet Leg @Toyosu PIT(2026.02.18)

1stアルバムのタイミングの来日では見られなかったため、昨年の傑作2nd『moistourizer』のこのタイミングでようやく初目撃。Toyosu PITにも初体験で、さすがに3,000人キャパのスタンディング箱は大きく、後ろの方からだとス...
レビュー

Dry Cleaning – Secret Love ~語りを越えて身体を揺らす、静かなグルーヴ

サウス・ロンドンのDIYシーンから頭角を表し、2021年の1stアルバム「New Long Leg」で注目を集めた4人組バンド。本作は、2022年の前作「Stumpwork」以来となるキャリア3作目。このバンド最大の特徴である「スポークン・...
レビュー

Geese – Getting Killed ~これが、2025年最高のロックンロール・アルバム

ニューヨーク州ブルックリン出身の5人組バンド。本作は2021年 レーベル・デビュー作となる『Projector』、2023年の前作「3D Country」に続く作品で各種メディアで軒並み高評価を得て大注目を浴びる。2024年にはキャメロン・...
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Wednesday – Bleeds ~ノイズと郷愁の狭間で、震える表情

ノースカロライナ州アシュビルで結成。カントリー、シューゲイザー、90年代オルタナティヴ・ロックを融合させたサウンドが特徴の、Vo.カーリー・ハーツマンを中心としたバンド。初めてWednesdayの作品に触れたのは2021年「Twin Pla...
レビュー

Mac DeMarco – Guitar ~「気配」として鳴る、新しい親密さ

カナダ・ブリティッシュコロンビア州出身。独特の「緩さ」を持つローファイな表現が特徴で、2014年の「Salad Days」で高い評価を得る。細野晴臣ファンとしても知られる。先行曲「HOME」を聴いた瞬間にポール・マッカートニーを感じたが、ジ...
レビュー

THE BETHS – Straight Line Was A Lie ~ 人生は思い通りにいかない

2014年にニュージーランドのオークランドで結成された4人組インディー・ロック・バンド。2018年に1stアルバム「Future Me Hates Me」をリリース。本作は2022年「Expert In A Dying Field」以来の4...
レビュー

Royel Otis – hickey ~忘れかけた衝動が鳴り出す、直球ギターポップ

シドニーの幼なじみ、ロイヤル・マデールとオーティス・パヴロヴィッチによる二人組インディーロックデュオ。2023 年の EP『Sofa Kings』でデビュー。2024 年1stアルバム『Pratts & Pain』で注目を集める。今時では珍...
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Alex G – Headlights ~インディ・スピリットの深化

アメリカ ペンシルベニア州出身。10代から自宅で楽曲制作を始める。2014年のアルバム『DSU』でインディシーンで注目を集め、以降ローファイなインディフォークでありながらも実験性あふれる独自の世界観で多くの作品を発表。本作はドミノからRCA...
レビュー

Wet Leg – moisturizer ~ユーモアと力強さと親密さ。Wet Legの現在地

イギリス・ワイト島出身のリアン・ティーズデイルとヘスター・チャンバースによる女性2人組インディー・ロック・バンドとして2019年結成、2021年デビュー。本作からツアー/レコーディングを共にしている3人を加えた5人組バンドとなる。個人的20...